◎病とは
人間の体は「気」「血」「津液(水)」の三つの要素が円滑に循環することによって
健康な状態を保っています。
その中の一つでも崩れてしまうと全てのバランスが崩れ、病になり色々な症状が出てくるのです。
例えば風邪を引いたとしましょう。
寒さや過労で気が弱り、体の守り(抵抗力)が弱ります。
すると今まで円滑に流れていた血や津液が流れにくくなり、体の隅々まで巡らなくなります。
寒気から始まり、熱、節々が痛いといった症状に悩まされる事となります。
普通は病院へ行きお薬を貰うか、薬局で風邪薬を購入されると思います。
それでとりあえずは症状が軽くなりますので、「風邪が治ったんだ」と勘違いされます。
それを繰り返すと薬が効かなくなったり、なかなか治らないといった状態になります。
つまりお薬で症状は軽くなったのですが、抵抗力が弱り風邪を引きやすくなったり、
治癒力が弱りますのでなかなか治らなかったりするのです。皆さん経験がありますよね。
小さいお子さんが風邪を引くと高熱が出ますが、治りも早いです(ぐったりしていればすぐ病院へ)。
これは抵抗力があるので、風邪に抵抗した結果、高熱が出ているのです。
風邪を引いて熱が出ないということはあまりいいことではないのです。
さて漢方鍼治療ではどういった治療をするのでしょうか。次の項目に進んでください。