「たには会中国四国支部一泊研修会兼懇親会報告」飯田 寿
去る平成19年12月16日(日曜日)に倉敷ステーションホテルにてたには会中国四国支部一泊研修会兼懇親会が開催されました。参加者が13名とすくなく、やや残念な研修会となりました。
昨年の一泊研修会は30名ほどの参加がありましたので、前回と比較すると、反省点として根回し不足があげられます。このたびはチボリ公園のすぐそばということもあり、観光と研修、同窓会を兼ねて、ご家族で集まっていただき、よりいっそうの親睦をはかろうという趣旨があったのですが、うまく伝えられませんでした。そのため、夫婦でいらっしゃったのが杉野原支部長夫妻のみという結果になりました。四国、岡山のたには会員の掘り起こしという趣旨もありましたが、うまくいきませんでした。特に倉敷にはたには会員が10名いるはずなのですが、1名しかご参加いただけませんでした。もちろん、主旨は研修であり、大学をもり立てること、卒業生の親睦を図ることにあります。

初日は午後6時から「短大1期の宮本達也先生を囲んでの座談会」が催されました。宮本先生は安岡正篤氏の著書の「人間の生き方」「悠々自適の生き方」「人生、道を求め徳を愛する生き方」を推薦され、治療院繁栄のポイントを語っていただきました。
*安岡正篤・・日本の陽明学者・東洋思想家で吉田茂、池田勇人、佐藤栄作、福田赳夫、大平正芳などが師と仰いだこと、細木数子との再婚でしられる。

二日目は北小路博司教授に「過活動膀胱に対する鍼灸治療効果作用機序の研究」のご講演をいただきました。西洋医学的な排尿の障害の定義、過活動膀胱(OAB)とは何か、OABに対する鍼灸臨床効果、作用機序に関する研究について講義いただいたのち、活発な質疑応答がありました。鍼灸治療は高齢者に多い膀胱のプリン作動性収縮を抑制するため、一般に処方されている抗コリン剤の効かないOABによく効くこと、前頭葉の一部に障害のある場合には鍼灸治療が無効なことを示唆されました。
