広島、山口、岡山、島根、鳥取の鍼灸師の先生、針灸関係者の皆さん、経絡治療の技術を磨きあいましょう。

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<<戻る   古典鍼医会、定期学術研修会のお知らせ

「古典鍼医会」は広島、山口の「脈診流」の鍼灸師の集まりです。
経絡治療で臨床をされている先生方、あるいはこれから臨床をされる先生方、
一緒に切磋琢磨しませんか?


会費

会員  12000円/年
聴講   3000円/回
学生   1000円/回

会場

広島市の光ヶ丘鍼灸院
毎月第四日曜日
連絡先 082-264-6100

プログラム

AM10:00〜12:00 講義、学術発表
PM1:00〜4:30 実技研修


「学習内容例」

古典鍼医会 プログラム
日時:10/22(日曜日)
会場:光ヶ丘鍼灸院(広島県広島市東区光が丘15-10)
連絡先 電話082-264-6100

午前の部 光ヶ丘鍼灸院
10:00 各部報告
10:20 古典講座「難経」 田布施鍼灸院 兼本 哲也先生
11:00  全国夏期研修会報告その2 光ヶ丘鍼灸院 蟹江 康雅先生
11:40 臨床講義「七十五難型」 光ヶ丘鍼灸院 飯田 寿先生
12:00 休憩

午後の部 光ヶ丘鍼灸院
13:00 基本刺針(衛気、営気)、基本取穴、基本脈診(八祖脈)、
    漢方腹診、体表観察。
14:00 休憩
14:20 合同例会の予習を兼ねた小里方式による臨床実技研修
   (各班に分かれて研修)
16:30 反省会

以下は研修会の模様です。

去る平成18年12月2日(土曜日)、12月13日(日曜日)の両日に松山東映ホテルにて、たには会中国四国支部一泊研修会兼同窓会が開催されました。参加者も多く、充実した研修会となりました。
 
初日は支部長挨拶に続いて光藤英彦先生(前愛媛県立東洋医学研究所所長)の講演がありました。
玉川病院や代田文彦先生、本田徹先生らとの思い出と、東洋医学研究所の歴史と成果とくに時系列分析について、将来の課題についてお話を頂きました。
 
「日本の鍼灸の教科書はおかしい、GHQの鍼灸廃止要求と検閲を乗り切るためにわかりやすいものを間に合わせたためだ。その当時はしかたなかったのだがそれが現在まで訂正されない。何とかならないものか。」「70年代に代田文誌先生と訪中し、30万円の手持ちしかなく欲しいものも買わずに節約して古典を買いあさった。しかし、ボロの古典を買ってしまったために、苦労して翻訳、治療法の解説本を作ったが無駄になってしまった。その本を買わずに欲しかった翡翠を買っていれば日本で10倍の値段になったのに。」先生一流のジョークを交えてお話はすすみます。「黄帝内経霊枢九鍼十二原篇の刺針法を蘇らせるのに苦労した。成立年代はBC2、300年だが書かれたのはBC100くらい。ちょうど上古漢語と中古漢語が入れ替わる混乱の時期なので意味が変わってしまったりしている。そもそも補や瀉という表現がなかった」「定年になったので東京の家に帰ろうと考えたが、引退してしまうと東洋医学研究所が県の予算のために廃止されてしまう心配があり、未だに頑張っている」「若い鍼灸師が自分で食べられるだけの腕を身につけるシステムが必要だ。研究所だけでは限られる。たには会には期待している。」「東洋医学研究所方式の時系列分析は研究と教育にはすばらしいが診察に時間がかかる。」「最近は大学も増えてきたので明治鍼灸大学の学生だけでなく他の学生も研究所で採用するようにした。」(すべて飯田の意訳です)。
 
触診を重視した刺鍼法など、どんどん興味深いお話が尽きなかったのですが、時間のために講演も終わることになりました。
 
講演会のあとには隣の部屋で懇親会です。ご挨拶、乾杯、参加者の自己紹介、おいしいお料理とお酒。お酒がすすんでいくに従って面白いお話がたくさんできました。会場のホテルが宿泊先になっているので安心してお酒が飲めます。光藤先生も地元でたには会が開催されるときは是非よんでくれとのことでした。たには会初参加の面々も、勤務の方も次回参加するようです。
 
初日のプログラムは終了しましたが、皆さん2次会、3次会と繰り出していき、話のたねは尽きません。   
 
翌、12月3日は10時からは篠原昭二教授の、「誰でもできる経筋治療」膝を中心にした講演です。
プロジェクターで投影された図を見ながらの講義、「誰でもできる経筋治療」にも載っている経筋治療発見のエピソード、中国の経筋と篠原先生の経筋の違い、豊富な症例と統計をもとに講演されました。経筋治療と謂えば単純に内庭を刺激したりする治療法と誤解する向きもあるようですが、実際は違います。コツがあります。
経筋治療だけではなく、「衛気の虚、気滞、血オ、痰飲」の反応の実際の取り方、コツ、それの処置法を教わりました。経絡治療、中医学、現代医学に通じている先生ならではです。
 
篠原先生の講演は実演、実技を含みます。
「膝の痛い人。」「ハイ!」杖をつきながら被験者が出てきます。「二週間前に溝にはまりました。」「厥陰経筋。気滞があります。熱感があります。つまむと痛いです。オ穴に貼ります。」「治りました!」被験者がスクワットを何度もしながら興奮します。「膝が痛い人。」「みんな若いのでいません」「スポーツで痛めて左肩が五十肩みたいにROM制限があります」「少陽経筋、太陰経筋」「あれ」
腕がぐるぐる回ります。しかもあとからあとからどんどん良くなります。教科書通りではない、魚際の取り方等、経筋のツボの取り方を教わりました。
質問大会も終わり、いよいよ解散の時になりました。
杉野原先生の挨拶と記念撮影で正午で終了です。
気の合うもの同士、昼食をとるもの、用事のあるもの、家路を急ぐものそれぞれに分かれました。


以下は古木先生が滋賀漢方のやり方をまとめたものです
滋賀漢方正式のものではありませんので、
間違い、クレーム等はご容赦下さい。 

漢方鍼臨床における診察・診断から
       治療終了に至る一連の流れについて


     1  主訴を中心にして望診・聞診・問診をおこなって、
 @ 神気の有無を診る。
 A 主たる変動経絡はどの経絡か?を診る。
 B 寒熱・汗・飲食、二便・疼痛・口渇・月経などから、四大病型のどれに当たるか?を診る。
 判定する場合の診方については、
 (ァ) 陽実証、陰実証の内、どれに当たるか?
 (い) 陽虚証、陰実証の内、どれに当たるか?
 (ぅ) 陰虚証、陰実証の内、どれに当たるか?
 こういう診方で、四大病型を絞り込んでいく。

     2  気・津液・血の有り様を中心にして、腹部において体表観察をおこなう。
  @ 気の状態はどうか?右手で皮膚面を軽く撫でて診る。
  A 津液の状態はどうか?右手でやや按圧して調べる。
  B 血の不足や滞りは無いか?右手の指を深く按圧して調べる。
  C 五臓配当部位における、気・津液・血の状態はどうか?
 判定する場合の診方については、
 (ァ) 肺は専ら気を、
 (い) 心は専ら気と血を、
 (ぅ) 肝は専ら血を、
 (え) 腎は専ら津液を、
 (お) 脾は気・津液・血をと、
 このような診方で、五臓の病理状態を絞り込んでいく。
  C  病理を考えて、これに対応する脉状を推定する。
 (あ) 陽実証ならば、肺虚陽実証もしくは脾虚陽実証が考えられ、脉状は明らかに浮脈を呈し、数脈を表す。 
 (い) 陽虚証ならば、肺虚、脾虚、肝虚、腎虚の各陽虚証が考えられ、虚寒病症を表し、脉状は明らかに沈脈を表す。
 (う) 陰虚証ならば、脾虚、肝虚、腎虚の各陰虚証が考えられ、虚熱病症を表し、脉状は浮脈を呈する。
 (え) 陰実証ならば、肺虚肝実小、脾虚肝実証が考えられ、熱病症もしくは冷え病症を表し、脉状は浮脈もしくは沈脈を呈する。
  D  腹診点方式(ぱたん照合)を応用して、どの証に該当するかを診る。

     3   脉状を観察する
  @  総按法で脉状の浮・沈、遅・数を判定する。
  A  単按法で各脉位部における脉状を診て、変動する経絡や五臓の以上を診る。


     4  以上の診察結果を総合して、「証」を判定する。
       また、治療側を判定する。
  @  基本証13証の内、どの証に当たるかを決定する。
  A  腹証と脈証が一致する場合は予後がよいが、一致しない場合は、予後が悪い。

  B  適応側は通常、男は左側を用い、女は右側あを用いる。しかし、これに合わないものも時に見られるので、この場合は、へその周囲組織の硬さを示指の先で軽くおして調べ、堅く感ずる側を適応側と判定する。

     5  判定した「証」が正しいかどうかを確かめ、また、用いる要穴を確定する。
  @  証に対応する経絡を選んで、経に従って軽く軽擦して、脉状の変化、腹部所見の変化、ナソ所見の変化の三点セットで調べる。
 例えば、肝虚証であれば、適応側の肝経を、あるいは肝経と腎経のに経を選択し、その流注上の大鐘穴あるいは太鐘穴と太谿穴を中止に経に従って軽く軽擦する。三点セットで、これらの所見の改善度を調べる。
 肺虚肝実証であれば、適応側の腎経を選んで、その流注上の太谿穴(原穴)を中心に経に従って軽く軽擦して、三点セットで、その改善度を診る。さらに、適応側の三焦経の陽池穴(原穴)を中心に経に従って軽擦して、三点セットで確かめる。
  A  センケイが決まったなら、次は、五兪穴を選択して取穴し、三点セットで最も改善される要穴を確定する。

     6  本治法をおこなう。
  @  本治法は陰主陽従の原則に従っておこなう。
  A  最初の一鍼が最も重要である。本治法は、一鍼一鍼毎に三点セットで確認しながら進める。
  B  選経、選穴は、難経六十八難・六十九難・七十五難の治療法則に従っておこなう場合が多い。

     7  標治法をおこなう。
  @  後頸部・肩上部・背部・腰部の左右調整として、
 (あ) 盛り上がっている側(内実外虚)の兪穴、例えば、腎虚であれば、腎兪穴と肺兪穴に対し、衛気もしくは営気に応ずる補法をおこなう。
 (い) 穴に関係なく所見に応じて散鍼方をおこなう。
 (う) ローラー鍼を施す。
 (え) 圓鍼を用いて気を上から下に向かって流す。
 これらの標治法は、腹臥位でおこなわれるが、椎間板ヘルニアなどの腰痛患者に対しては、患側を上に側臥させておこなう。
   B  下腿後側部に対し、散鍼方を施す。
  C  仰臥位を取らせてナソ治療特に、斜角筋部に対する散鍼方をおこなう。
  D  ムノ治療特に、胆経上の五枢・維道穴・居穴への散鍼方をおこなう。

     最後に、脉状が整い、腹部所見とナソ部の所見も改善されたことを確認して、      治療を終わる。

     9  奇経治療・子午治療・刺絡治療の活用。
  @  子午治療や刺絡治療は、救急法として本治法をおこなう前に施される場合が多い。
  A  奇経治療は、救急法として用いられる他、補助療法として本治法をおこなった後にもおこなわれる場合も多い。それで、証決定と同時に、奇経診断もおこなっておいてから、本治法に次いで奇経治療をおこなう。
 本治法がすぐれている臨床家は、奇経治療を施さないでも充分な治療効果を収めることが出来るという。


記事


「膝関節特発性骨壊死」

「逆子の灸」

「顔面神経麻痺」

「冬の寒さ対策」

「森本てい鍼の使い方」

「森本てい鍼の紹介」

昔の記事です。

「代替医学について」

「舌診について」

「東洋医学からみたふれかた」

「眼精疲労」

「人に教えるということ」

「経絡経穴学を学ぶ理由」


研修症例
アキレス腱炎、圧迫骨折、インピンジメント症候群、五十肩、がそく炎、肘関節症腰痛、坐骨神経痛、シンスプリント、テニス肘、野球肘、ゴルフ肘、
ギヨン管症候群、手根幹症候群、筋筋膜性腰痛、筋挫傷、脛骨前筋症候群、脛骨疲労性骨膜炎、靱帯損傷、腱板炎、肘内障、足底腱膜炎、
顔面神経麻痺、顔面神経痛、肋間神経痛、各種神経麻痺、各種神経痛、腸脛靱帯炎、ヘルニア、ドケルバン病、半月板損傷、変形性膝関節症、
梨状筋症候群、レイノー病、肉離れ、ASO。腱鞘炎。ヘルペス後神経痛。ムチウチ症。腰痛、頸肩腕症候群。巻き爪。頸椎捻挫後遺症。神経根症。外反母趾。手荒れ。膠原病 慢性関節リウマチ、シェーグレン症候群、繊維筋痛症、多発性筋炎、皮膚筋炎、リウマチ性多発筋痛症。
脳梗塞、脳卒中後遺症、半身不随、言語障害、頭痛、偏頭痛、脳貧血、めまい、耳鳴り、突発性難聴、メニエール、自律神経失調症、不眠症、
ヒステリー、ノイローゼ、うつ、不安神経症、不安障害、恐怖症、パニック障害、統合失調症、自閉症、小脳障害、水頭症。眼精疲労。不眠症。
イライラ 。半身顔面痙攣。メイジ症候群。顔面神経麻痺。三叉神経痛。小児科疾患 夜泣き、かんむし、小児喘息、夜尿症、かみつき。
スキンタッチ指導。 胃炎、胃潰瘍、十二指腸炎、十二指腸潰瘍、膵炎、胆石、虫垂炎、喘息、糖尿病、肝炎、風邪、風邪予防。甲状腺、癌。
乾燥肌 泌尿器  尿道炎、膀胱炎、頻尿、精力減退、インポテンツ。パーキンソン病、膠原病、メニエール病、後縦靭帯骨化症、黄色靭帯骨化症、前縦靭帯骨化症、脊柱管狭窄症、内リンパ水腫、突発性難聴。PMS(月経前緊張症)、子宮筋腫、子宮内膜症、月経痛、月経困難症、不妊症、
逆子、更年期障害、冷え性、つわり、乳汁不足。むくみ。猫背。


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